私が通っている歯医者さんは親子3代続いている歯科医院です。お父さんと今の院長の息子さんも同じ有名国公立大学医学部を卒業されています。医師になるためには大学の医学部を卒業しなければなりませんが、学費が高額なので、学費が安い国公立大学入学を希望する人が多いです。このため国公立大学の入学試験は難しく倍率も高いので入学するのにかなりの狭き門になります。

私立大学医学部の学費は、6年間で平均3500万円前後かかります。安い私立大でも2000万円はかかり、高い私立大は4000万円以上もかかるところがあります。国公立医学部は、入学金を入れても350万円までで済みますので、受験者が殺到するのです。医師という仕事に向いている人は、患者一人一人に向き合える誠実で粘り強い性格の人が向いています。患者さんの信頼感を得て、安心感を持ってもらえるような医師になることが大事です。

また医学の世界は常に進歩を遂げている世界なので常に新しい知識を取り入れ自分自身のスキルアップするための向上心を持ち合わせていることも大切な要素になります。人は産婦人科で生まれ、病院で死を迎える人がほとんどです。このため医師という仕事は人が誕生してから最期を迎えるまで寄り添っているただ一つの職業でもあるのです。